はやひろの連投です。
ひゅうちゃんの記事を楽しみにしていた方すいません。
ところで、自分を見つめ直す、自分を振り返る、その際の自分って、どの自分ですか?
なんか禅問答みたいですいません。
ワークショップの問いによくあります。
「これまでの人生で一番達成感を感じたときは?」とか、
「自分の大切にしているものは?」とか。
すると、こんな質問を受けるときがあります。
「どの自分ですか?」
「仕事をしているときの自分ですか、プライベートのときの自分ですか?」
一番最初にこの質問をされたとき、はやひろは思わず叫んでしまいました。
「違うんですか?」
すると「違うにきまってるでしょ!」と。
自分といったら一つしかないものだと思っていたはやひろは、
一瞬パニックになりました。
その時は「どちらの自分でも結構です」ということにしました。
別の機会では、中堅サラリーマンに「会社の自分、家庭での自分、趣味の吹奏楽団にいるときの自分、素の自分と4つの自分を使い分けてます」といわれ、おもわず「お疲れさまです」と頭をさげてしまいました。
二重あるいは多重人格というようなシビアな話題ではなく、ごくごく日常的なふるまいとしての話です。
相手に自分を合わせる、仮面をつけかえるのが当たり前という人が案外多いんですね。
相手に合わせる分、自分は我慢しているわけですよね。
疲れませんか?
我慢していることさえ習慣化されているので無自覚だったりして。
人間ですからいろいろな面があるのが当たり前です。いろいろな面があるのを含めて自分です。
「自分を振り返る」ときの自分は、ぜーんぶひっくるめての自分。
ぜ~んぶひっくるめての自分をホールネスといいます。
自分を使い分けなきゃいけない世の中は生きづらいですよね。
ホールネスが良いと思います。
今度「どの自分ですか?」と質問されたら
「ホールネス! ぜ~んぶひっくるめた自分です」と答えますからね。
あとは自分と対話してもらいます。
ダブリンワークショップはただひたすら自分の声を聴くワークショップなんです。
(はやひろ)