突然ですが…。
実はですね、ダブリンワークショップが催しているのは、先日行ったような形式の、いわゆる「普通」のワークショップだけではないんですねぇ~。
なんと過去には、落語家さんをお招きしての落語会なんかも、催しちゃってるんですよ。
ワークショップと落語、一見何のつながりもないようですねぇ。
でもね、落語とダブリンワークショップのコンセプトには、共通点があるんですよ。
どんな共通点かは、おいおいブログに書いていきますね(*^^*)。
ということで(どういうことだ!)、昨日は、はやひろさんとひゅ~ちゃんとふたりで、神田淡路町にある「連雀亭」という寄席に行ってまいりました!
「連雀亭」は、二つ目(真打の一つ手前の地位)専用の寄席です。
若手の噺家さんが頑張っているので、私はちょくちょく応援に伺っています。
昨日は、9月にダブリンワークショップが主催した落語会の主役、立川寸志さんがトリをつとめていらっしゃいました。
出演した4人の噺家さんそれぞれの個性が出ていて、面白くて、ずっと笑いっぱなしでした。
皆さんも機会があったら、「連雀亭」に行ってみてください!
昨日改めて実感したこと。
落語の世界って、本当にダイバーシティを具現化しているなぁ。
昨日のネタの中にも、今の社会では「マイノリティ」って言われちゃうでしょ、っていう方が出てきました(文字の読み書きができない方=「手紙無筆」、病的に物忘れをしてしまう方=「粗忽の使者」)。
落語の世界の中では、文字の読み書きができなかろうが、病的に物忘れをして周囲を困惑させようが、皆で一生懸命その人を助けたり、その人の人間性(プラスの面)を尊重して、ちゃんと一緒に暮らしてるんですよね。
さらに、武士と町人という身分(立場)の違いを超えて、助け合ってるのもすごい❗️
すごくおおらかで、幸せに暮らせる社会だよなあ…と思います。
スピードが速くて、効率のよさとか目先の利益などばかりが優先されがちな現代社会だからこそ、そのおおらかさや個のプラスの面に光を当てて、みんなで助け合いながら生きることのすてきさを、忘れないでいたいなと思います。
そして、ダブリンワークショップ自体をそんな場のひとつにしていきたいなと思います(*^^*)。
(ひゅ~ちゃん)