今年になって70冊ほど本を読みました。
今日はそのなかで印象に残った2冊をご紹介します。
まず1冊目。
「職場をしあわせにする ウブントゥ』
アメリカの大手小売企業が舞台。ある部門の部長に就任したものの、部下はモチベーションが低く、業務が滞り他部門に迷惑をかけてしまうし、管理職としての信用も築けない。ある日、部下のミスを穴埋めするために休日出勤すると部下の一人が「あなたの力になりたいです」と。彼は南アフリカ出身の社員。ここからアフリカの智恵「ウブントゥ」が個人を、職場を、会社全体を変革していく。まぁ、あらすじはこんな感じ。
「ウブントゥ」は思いやりや絆を意味するアフリカの哲学。
ウブントゥとは、誰もが当事者だということである。
ウブントゥとは、自分の成功よりも集団の成功を重んじる哲学のこと。
物語の進行に合わせて「ウブントゥ」が解説され、ウブントゥを学びながら理解を深められる構成となっています。
アパルトヘイトを撤廃しノーベル平和賞をもらったネルソン・マンデラを支えていたのもウブントゥだったとか。
自助を優先させる誰かさんにこそ読んでもらいたいものです。
2冊目は『1行書くだけ日記』
Yahoo! アカデミア学長の伊藤洋一さんの著作。
やったことを1行だけ書く日記。そして、やったこと、起こったことが自分とってどんな意味があるのかを考える。
これ、体験学習で使われるフレームワークですね。
この日記のよって伊藤さんは振り返りの習慣をつくり、自分のやりたいことが明確になっていったという。
振り返ることをどうにか習慣化したかっただけに、1行だけでOKがハードルを下げてくれました。
これなら継続できそうです(継続できてます!)
三日坊主にならなかった日記は初めてです。
さて、今月も「おとなの砂場@zoom ざつだん」を開催します。
最近読んだ本の感想などゆるーく雑談しませんか。
土曜の昼下がり、お茶でも飲みながらリラックスしたい方、ぜひご参加ください。
お申し込みはこくちーずからお願いします。