ダブリンワークショップ

〜きっと見つかる 自分の中にあった次の自分へのヒント〜

ファシリテーションのスタイル(はやひろの場合)

f:id:dublinworkshop:20181126095439j:plain

 

対話の場をつくりたい、というのがはやひろの意欲の源泉。

 

場をつくること、つまり計画したり、仕掛けたりすることは好きなんだけれど、

実はファシリテーションは苦手です。得意じゃない。

 

とはいえ、ファシリテーターとしての取り組みもとても大切なことだと思うので

できるだけ場数を踏めるよう自分のお尻を叩いています。

 

はやひろがファシリテーションで心がけているのは2つだけ。

 

1つはよく聴くこと。

参加者の誰よりも発言者の言葉を聴いています。


これは、この場が安全ですよ、どんなことでも発言してください、という安心感を持ってもらうためです。


組織開発的にいうとコンテナ(空間)の保持です。

 

もう一つは、目の前のことは起こるべくして起こっていると思うこと。

 

一番の理想はファシリテーター抜きでどんどん対話が進むこと。

でも、盛り上がらないことが多々あります。

 

盛り上がらないなら盛り上がらないままでかまわないと、はやひろは考えます。

その盛り上がらない空気感を参加者といっしょに味わいます。

 

たぶん、参加者のなかには「おまえがファシリテーターなんだろ。この場をなんとかしろよ」と思っている人もいると思うんです。

そんな心の声がひしひしと聞こえてくることがよくあります。

 

でもはやひろのスタンスは参加者といっしょに「さあ、どうしましょうか・・・」です。


すると、必ず(ここ大事なところなのでもう一度いいます、しかも文字大きくします)、
必ず突破口を開いてくれる人が出てくるんです。

 

そう、目の前のことは起こるべくして起こっている。

 

もちろん必要な介入はしますよ。
介入とはファシリテーターが割り込んで中断させたり、軌道修正したりすることです。


先日も中高生を対象としてワークショップで、グループの話し合いの時間にみんながスマホでデータを調べはじめました。


すぐに済めば構わないと思いましたが、なかなかやめません。
その沈黙の時間が流れます。


介入が必要な場面です。でもそのときも、そろそろ止めようよ思ったときに、ある参加者から「ここまでにして話そうよ」と声が出ました。
はやひろは大きくうなづいてその参加者を応援しただけです。

 

参加者が自力で、主体的にその場で活動する、それを見守るのがはやひろのファシリテーションのスタイルですかね。

 

緊張してまわりの様子を伺っていた参加者が、自力で、主体的にその場で活動するようになるのを見るのが好きです。

 

ダブリンワークショップでは、ひゅうちゃんとはやひろは、ファシリテーターといわずホストと呼んでいます。


はやひろはこのホストという呼び方がとてもしっくりきます。

 

そうそう、来年1月26日に西早稲田でダブリンワークショップを開催することが確定しました。


詳細は追ってお知らせしますが、興味のある方はスケジュール、押さえてください。

よろしくお願いします。

 

(はやひろ)