皆さんは研修やワークショップに遅刻した経験はありますか?
仕事の関係でやむを得ず遅刻してしまったことが1度や2度はありますよね。
あるいは、連続ものの研修で参加できなかった回がある。
遅刻したときや、欠席した回の分はどう主催者が対応してくれましたか?
はやひろは、一つだけ自分に課していることがあります。
「一人も取りこぼさない」
一人か二人、ワークショップや研修、セミナーに遅刻してくる人、あるいは参加できない人がいます。
遅刻者の場合、3〜5分ほど時間をつくってここまでの流れを説明します。
必要ならその場でチェックインといって、今の気持ちや体調について話してもらいます。
理由は2つ。
進行が一旦止まりますが、遅れて参加した人にできるだけ参加の意欲を持ってもらいたいから。
もう一つは、このあとのワーク等に全員ができるだけ同じ状態で取り組めるようにしたいから。
実は、以前のはやひろは、遅刻者を排除していました。
遅れてくるのが悪い、欠席するのが悪い。
きちんと時間を守って!それがルール。
途中参加は認めていませんでした。
プログラムは最初から参加することを前提に構成しています。
よーいスタート!から走り始めている集団に、2、3周あとから加わるのは、
最初から参加していた人にとっておもそろくないのではないかと。
考えがかわったのは、お金をとってセミナーをはじめたときからでした。
支払っえもらっている分、たとえ遅刻してきても、参加した価値を感じてもらう必要があると思ったのです。
そこからキャッチアップとやひろが呼ぶ「一人も取りこぼさない」姿勢ができました。
いまは有料、無料関係なく、キャッチアップをしています。
欠席の場合、1回限りのものは、次回同様の企画に参加してもらうよう声がけするだけですが、
連続ものの場合は、欠席した回の分を時間をとってキャッチアップします。
いま、6回のワークショップをとおして組織のビジョンを作成をするサポートをしています。
これまでに2回終了していますが、業務とのかねあいで2回とも参加できなかったメンバーがいました。
事務局にお願いし、参加できなかったメンバーと直接時間を調整して、そのメンバーの職場まで出向き過去2回の流れと生成物についてキャッチアップしました。
少し多めに時間がとれたので、その場でいくつかのワークも実施できました。
次回から参加できる場合、完璧とはいえまぜんが、ビジョン作成に他のメンバーと同じような気持ちで取り組んでほしいと思います。
「一人も取りこぼさない」
少しの手間をかければできることなんですね。
これからも自分に課していきます。
(はやひろ)