ダブリンワークショップ

〜きっと見つかる 自分の中にあった次の自分へのヒント〜

思い出の「詩」の正体

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約8年前、都内の某総合大学で働いていたひゅ~ちゃん。

 

大学院進学のために、年度末をもって、その大学を退職したんですね。

 

お別れの時に、お仕事で本当にお世話になった先生から、はなむけにと「詩」のようなものをいただきました。

 

バリバリの理系の先生が「詩」をくださるというのが意外で、ちょっとびっくりしたのですが、とにかくその「詩」はとてもすてきで、非常に勇気づけられるものでした。

 

先生の応援してくださるお気持ちが、じわりじわりと伝わってくるような「詩」なのです。

 

こう見えて意外と感受性豊かなひゅ~ちゃんは(自分で言うか…)、その後辛いときなどにその詩を読んでは、ひそかに泣いたりしておりました(泣くとスッキリするから…デトックス効果でしょうかね)。

 

誰が書いたものなのか知らないまま(もしかしたら、先生が書かれたのかな~とか思っていた)愛読していたのですが、タイトルが「今日だけは」となっていたので、今さらながらちょっと検索してみました。

 

さすがはグーグル先生。すぐに判明しました、作者や出典。

 

カーネギーが「道は開ける」の中で引用していた、シビル・F・パートリッジという方の文章だったんですね~。

 

有名な文章とのことなので、ご存じの方もいらっしゃることと思います。

 

今日改めてこの「詩」(と思っていた文章)を読み返し、また新たな感動と勇気がわいてきたので、皆さんとも分かち合いたいと思います(*^^*)。

 

 

今日だけは

 

1.今日だけは、幸福でいよう。リンカーンは「大抵の人々は、自分で決心した程度だ  

  けの幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。幸福は内部から生じる。外

  部の事柄ではない。  

                    

2.今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを

  順応させることは控えよう。自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、

  自分をそれに合わせよう。    

               

3.今日だけは、身体に気をつけよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。肉

  体を酷使したり、軽視することは慎もう。そうすれば、身体は意のままに動く完全

  な機械になるだろう。       

             

4.今日だけは、自分の精神を鍛えよう。何か有益な事を学び取ろう。精神的な夢精者

  にはなるまい。努力と思考と集中力を必要とする物を読もう。    

 

5.今日だけは、3つの方法で魂を訓練しよう。だれかに親切をほどこし、気づかれな

  いようにしよう。ウィリアム・ジェームズが教えているように、修養のために少な

  くとも2つは自分のしたくないことをしよう。  

        

6.今日だけは、愛想よくしよう。できる限り晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話

  し、礼儀正しく振舞い、惜しげなく人をほめよう。他人の批判やアラ探しを慎み、

  他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。  

     

7.今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取

  り組むことをやめよう。一生のあいだ続けるとしたら、いや気のさすような問題で

  も、12時間ならば我慢できる。       

         

8.今日だけは、1日の計画を立てよう。処理すべき仕事を1時間ごとに書き出そう。

  予定どおりにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。そうすれば2つ

  の悪癖・・・拙速と優柔不断と縁が切れるかもしれない。   

  

9.今日だけは、たった1人で静かにくつろぐ時間を30分だけ生み出そう。この時間

  を使って、時には神について考えよう。人生に対する正しい認識が得られるかもし

  れない。           

                

10.今日だけは、恐れないようにしよう。特に幸福になることを恐れたり、美しいも

   のを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛して

   いると信じることを恐れないようにしよう。     

 

 

今の私には、3と4と10が刺さります。 

 

皆さんは、何番が胸に響きますか?

 

(ひゅ~ちゃん)