ダブリンワークショップ

〜きっと見つかる 自分の中にあった次の自分へのヒント〜

期待しちゃって辛くなっちゃったら

f:id:dublinworkshop:20181210125048j:plainはやひろさんの昨日の記事を読んで、性別に関係なく、人とわかりあうって難しいなあ…と、改めて思いました。

 

いっそのこと「わかりあえないんだ」って思ったほうがいいですよね。だって、人と自分は違うんだから。

 

でも、ついつい「わかってほしい」「わかってくれるはず」って、期待してしまうのが人間というものですね。

 

特に、自分にとって重要な人物に対してならば、なおさらですよ。

 

でもねえ、人とわかりあう、自分の気持ちをわかってもらうって、本当に難しいことなんですよねえ(繰り返すけど)。

 

わかりあえたら、わかってもらえたら、ほんとにラッキー♥っていうくらい。

 

 

対人面で、わかりあいたい、わかってほしいとついつい期待して、期待通りにならなくて、辛くなったとき、ひゅ~ちゃんが思い出す詩があります(私、詩が好きだよね(笑))。

 

ゲシュタルト療法という心理療法を生み出したドイツ人の精神科医フレデリック・パールズ(1893~1970)が書いた詩です。

 

ゲシュタルトの祈り」っていうんですけどね。

 

いろんな方が訳していますが、私が一番好きな国分康孝氏の訳を載せてみますね。

 

 ゲシュタルトの祈り

 

われはわが事をなさん。汝は汝の事をなせ。

 

わが生くるは汝の期待に沿わんがために非ず。

 

汝もまた我の期待に沿わんとて生くるに非ず。

 

汝は汝、われはわれなり。

 

されど、われらの心、たまたま触れ合うことあらば、それにこしたことなし。

 

もし心通わざればそれもせんかたなし。

 

 

以前、友人関係で悩んでいた学生さんにこの詩を紹介したら、涙を流して「気が楽になった~」って言ってくれたことがありましたっけ。

今のひゅ~ちゃんには最後の二文が沁みるんですけれど、皆さんはどうですか~?

 

(ひゅ~ちゃん)