ダブリンワークショップ

〜きっと見つかる 自分の中にあった次の自分へのヒント〜

喫茶去

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みなさんはお茶、茶道は知ってますか?


いま空前の抹茶ブームらしいですね。コンビニやカフェで抹茶味の商品がたくさん登場しています。この抹茶味、日本はもちろんですが世界中で人気があるのだとか。


ここからは、はやひろの妄想ですが、この抹茶ブーム、戦国時代や江戸時代に流行した「お茶」の現代版だと思います。


千利休が完成させた侘び茶。戦国大名はこぞって茶の湯をたしなみました。限られた人の中ではありましたが、これが抹茶の第一次ブーム。


江戸時代も中期になると商人や町人にも広まります。これが第二次ブーム。たくさんのお弟子さんが効率よく稽古ができるようにと七事式という稽古法まで考案されました。七事式はいまでも大切な稽古として取り組まれています。


近代になると阪急の創始者などの多くの実業家が近代茶人として名を連ねます。でもまあ、これは戦国武将が茶の湯に取り憑かれた理由とほぼ同じだと考えられます。

お茶道具を集めるという収集癖が刺激されることと、茶室という非日常空間の精神性が実業家たちを惹きつけたのでしょう。


そして、今。
お茶として抹茶を飲む場面はほぼない方がほとんどでも、抹茶味のラテやケーキやスムージーが大人気です。


これが第三次ブーム。お茶としてではなく、味覚としての新しさ(味としては古いんですけど)が受けているのだと思います。抹茶味が浸透すると同時にお茶として楽しむ人が増えればいいなと思っています。


すいません、ここまでは前置きなんです。

はやひろは茶道を勉強しています。とはいえ、現在は稽古日に参加できないのでお休みしてます。

年に一度だけ先生にお願いしてお茶室でのお茶を楽しんでいます。こんな状態が2年以上続いていて、実は昨年暮あたりからうずうずしているのです。


稽古を再開したいな。でも必ず稽古日(稽古日は毎月決まっています)に参加できるわけではないし・・というジレンマ。


悶々としながら思い浮かべたのが「喫茶去」という禅語。


「まぁ、お茶でもをどうぞ」という意味です。


どうぞ、と誘われたんだと思います。

どうなるかわかりませんが、お茶の稽古を再開してみようと決めました。

(はやひろ)

 

喫茶去。
美味しいコーヒーを飲みにきませんか?
お待ちしています。

www.kokuchpro.com