ダブリンワークショップ

〜きっと見つかる 自分の中にあった次の自分へのヒント〜

森保監督はサーバントトリーダー

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はやひろです。

この記事を書いている約5時間後にサッカーアジアカップの決勝戦があります。
就任依頼負け知らずの森保監督。
メディアはその監督ぶりをエピソードとともに伝えてくれます。


ネットやテレビの情報は、現在まで結果を出している監督なのでとても好意的です。
なぜ強いのか?
その要因を戦略や戦術ではなく、監督の二つの人間性にあると分析しているようです。


ひとつ、森保監督は公平であると。
監督は招集されたメンバー全員に気を配っているらしいです。
どの選手とも距離が同じ。


乾選手が交代枠を2つ使わなかったことで、森保監督に意見したらしいです。
要するに「なぜ、俺を使わないのか」と文句をいったらしいのです。


それに対して監督はきちんと自分の考えを伝え、しかも、他の選手全員に乾選手のこと、それに対する自分の対応を伝えたそうです。


乾選手の行動はマスコミにとってはおいしいネタです。「乾、反逆か?!」とか。
でも、監督がオープンにすることでコミュニケーションの齟齬にならなかったのです。


監督の誠実な対応は選手の安心感につながります。


ふたつ、監督は選手の自主性を尊重している。

招集メンバーは日本代表です。
彼らを日本代表として信頼することにしているのでしょう。
だから、10分前集合とか、うるさくいわないようです。


自主性の尊重は、つまり個性を認めているわけですね。
君たちは選ばれた人たちだから、できるはずだと。


解任されたあの監督は常にダメ出しで選手からまったく信頼されていなかったのとは真逆です。


森保監督は地味だといわれています。
サーバントトリーダーってそういうもんだと思います。


選手やスタッフが生き生きと動けるように奉仕する。
感情をあらわにせず、飄々と戦況をみまもる。


試合中、メモをとっている監督はほかに記憶がないですよね。


そう、森保監督はメモしながら試合を見ているんです。
きっと試合後、選手にフィードバックするんだと思います。

試合の中での事実を選手に伝え、選手自身に考えてもらうためなんでしょうね。


青学陸上部の原監督やこの森保監督が結果を出し続け、サーバントリーダ−がスポーツ界の常識となっていけば良いと思います。

もちろん、職場にも!!



試合はカタールに大敗でしたね。森保監督、はじめての敗北。
接戦ではなく完敗、惨敗。
森保監督のことですからきちんと修正できると思います。
3月にコロンビアと親善試合らしいので楽しに待つことにします。

 

はやひろ